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# 無題
2015/08/03 09:19
はなちゃん思い出語り

2011年の9月4日にうちにきたはなちゃん。

はなちゃんが家に来た経緯は、当時mixiをやっていて、その里親募集のところで
本来里親になるはずだった人からの連絡がないので再度募集しますという記事が
出ていた時に、もし今後その里親(予定)の人から連絡があったとしても
平気で連絡をすっぽかすような人の所にこの子が行く事になってしまったら…と
想像したら恐ろしくなり、居てもたっても居られなくなって
当時ペットと暮らすのは先住ハリのかのたんだけって決めていたのに
すぐさま連絡、ブログを提示し、うちに来てほしいと先方に伝え、すぐ話がまとまりました。
案の定、話がまとまった後に連絡をすっぽかした人が文句付けてきたそうですが、
上記理由を話して信用関係が構築できない方の所に里親に出す訳にはいきませんと断った
経緯があったんですよ、と引き渡し当日教えて貰いました。

はなちゃんは大崎駅で受け渡ししたんですが、初めて見た感想は「小さい!鼻黒い!」でした。
写真は見ていたけど、それ以上にかわいかった。
かのたんが家に来た時の半分くらいのおおきさ…って思ったものでした。
帰りの電車で鼻が黒くてかわいいので鼻黒ちゃんで、はなちゃんってとりあえず呼んで
名前は後でちゃんと考えよう、と思ってたけど、そのままはなちゃんが定着してしまった。

完全に偶然というか巡り合わせなんだよ、みたいなタイミングでうちにきてくれたはなちゃん。

かのたんがおっとり型男子ハリネズミだったのに対して、
はなちゃんはやんちゃ系元気女子ハリネズミってかんじで、物怖じしない、いつも元気に動き回ってる子でした。

いつも写真を撮ってくれていた友達が、はなちゃんの写真は動きすぎてブレてるのばかりって
いうのもよくわかります。
私もはなちゃんのブレてない写真とるのは大変だった…。

面白顔が本当に多くて、いつも楽しい気持ちをくれたはなちゃん。

一年前の歯肉炎からはじまって、血尿からの子宮疾患での手術、その後も止まらぬ血尿…
ようやくおさまったかと思いきや、大きな腫瘍の発覚からの抗癌治療。
本当に病院に通いづめのような一年だったけど、これだけいろいろ病気しても
ここまでがんばってきてくれた、はなちゃんの底力すごかったなって思います。

ここ一ヶ月は本当にみるみる弱ってしまったけど、
亡くなる当日まで、身体を支えて口をお皿に近づけてあげれば自分でお水舐めるくらいでした。
腹水がすごくたまってしまっていたようで、それがつらかったろうなとは思いましたが
それを抜くにも麻酔をせねば…ということで、最終的に自然に任せる事にしました。

当日は今から思えばやはり予兆があって、
朝からはなちゃんはいつもより若干動いていた。
寝がえりしか打てなくなってたはなちゃんだったけど、周りの気配に敏感になっていたというか
そっと私は毛布の隙間から毛布に挟まって寝てるはなちゃんを覗きこむと
いつもは寝ている時間帯も起きてキョロキョロしてた。
(最後の1週間くらいは昼夜関係なく1~2時間起き位におきてたけど、それでもその間は寝ていたのに)
当日病院の予約してあったけどはなちゃんには留守番して貰って
薬を貰って帰って来たときにもそわそわしたかんじだった。

その後ごそごそ音がして、はなちゃんは排泄した後少し動くのでその音だと思って
見に行くとうんちしてて、シーツを取り変えてお腹を拭いて、とやってたけど
その時間は15時、もうだいぶぐったりしていて、呼びかけても反応があまりない。
呼吸は浅くしていて、またそっと寝床に寝かせる。
そこから亡くなるまでの約一時間は10分おきにそっと毛布の隙間からはなちゃんの様子を
うかがってたけど、最後に見る時までは変わらず寝てた。
すうっと命の火がきえてしまったようないきかただったように思います。

かのたんの時も、最後の日は異様なほど動き回っていたんですよね。
あと、昼夜問わず動いてた。
はなちゃんはこの一ヶ月、最初の方こそ昼間は寝ていたけど、だんだん昼夜関係なく
ごそごそ動くようになってきていた。
なので、もしかしたらお迎え近いのかもしれない、とはちらりと考えたりもしたけど、
せめて8月いっぱいくらいまでは頑張ってくれるんじゃないかって思ってた。
呼吸してないはなちゃんを抱き上げた時には、まだあったかいし、寝てるみたいだし、
ホントに、今日いっちゃうの?って、寝てるだけじゃないの?って
声かけたけど、もう目を覚ましてはくれなかった。



はなちゃんの火葬は、移動車で来ていただいて、
(かのたんの時にお世話になった同じところにお願いしたら同じ方が来て下さった)
お骨上げまでさせてもらいました。
あんなに歯が抜けていたのに、奥歯は結構しっかり残ってた。
骨になっても、印象的な前歯が二本ずつちょんと存在を主張してて、
はなちゃんらしいなあって。
女子力高めにピンクの袋に入れて貰って、今は友達がくれたお花にかこまれてそっと
ハリスペースに居て貰ってます。
もうしばらくしたら、かのたんと一緒に定位置に居ていただくことになるかと。

はなちゃんのことかわいがってくれてた友達がお見舞いにきてくれたり、
亡くなった後はお花もってきてくれたり、愛されてたなあはなちゃん。


私は元々ペットを飼う環境に育っていなくて、動物はどちらかというと
扱いがわからない…というタイプの人間でしたが、
ハリネズミと暮らせることが分かって、実際にいろいろ調べてお迎えできて、
それからここまでとても幸せな時間を貰ったなあと感じています。
それと同時に、自分より寿命が短いとわかっているつもりでいたけど
やっぱり実際居なくなってしまうとどうしていいかわからなくなりますね。
誰かといると、笑って思い出話できるけど、一人になるとめそめそしてしまうし
自分は何かもっとより良い方法を取ってあげられたのではないかって後悔するし
もっともっと一緒にいたかったって思っちゃう。

かのたんとはなちゃんと暮らせた事は、ほんと私にとってかけがえのない時間でした。

失う事をしたくないし、もしお迎えしてもその子の一生を安定して保証できる程の
自分の生活状況にも自信がないのでもう新しい家族をお迎えすることはないだろうと思います。
なので、更新も今回の記事でお終いになります。
このブログは私の思い出の為と、もし何かがどこかのハリちゃんの役に立てるかもしれないし、
という考えの元、このままにしておきます。
忍者ブログさんがなくならない限りはこのままだと思います。
このブログを今まで見て下さっていた方に、感謝をこめて。
ありがとうございました。
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CATEGORY [ 日々記録 ] COMMENT [ 10 ]
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# お知らせ
2015/07/29 17:26

本日16時10分頃、
はなは旅立ちました。
4歳と21日。


病院にお薬をもらいにいって帰宅してブログを書いてたときには
まさか今日お別れだとは思わなかったよ。


はなをかわいがってくださった方々に感謝です。
詳細はまた後日。


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# 1週間ぶりの検診の予定だったけど
2015/07/29 11:20

はなちゃんの容体が思わしくないので、移動するのはやめた方がいいと判断
2週間分のお薬をいただきにいってきました。

前回の血尿はその後5日ほどでほぼなくなり(その間がかなりの出血量だった)
現在は便にまだ赤いものがまじるくらい。
はなちゃんは現在はらばいにしかなれないので、便がそのままお尻にくっついちゃってて
寝がえりより若干多く動いたときは排泄の合図なので、便を取り除いた後におしりも拭くのですが
その時に血がちょっと滲んでる。ということは腸のへんの炎症?かな?くらいしか
素人目にはわかりませんが、そちらはまだ治ってないようです。
現在処方していただいている薬が各方位にきく処方のはずなので、薬治療をするのみとなると
毎回お薬飲んでもらうしかない。

少し前まで自力で寝床の外に出れたのも、もう寝返り打つのがせいぜいくらいになっていて
鼻も乾ききってる。
昼夜問わず数時間おきに寝がえりをうっているかんじです。


ごはんも、一度にダックスープをちょっと飲んでくれる程度(0.5ml未満くらい)が一番いいとして
舐める程度で口をくわっとして吐き出すようなしぐさ?するので、
タイミングを見て一日に何度かほんの少量を口に入れて貰っている感じです。
お水はまだ、お皿に口が付くようにささえてあげると自分から舐めてくれるけど
こっちも量は多くのめないみたいなのでこまめに。


いろいろ考えましたが、
こうなったらあとは自然に任せてお家でゆっくりしてもらうのがいいかなって。
点滴治療も、点滴すれば一時的には栄養補給もできるけど、
本人からしたら苦痛が長引くだけかもしれないと思ったり。
こういう判断は、一度決めても何度もゆらぐね。
はなちゃんがどうしたいのか聞けたらいいのになあ。

明細

内服薬 2743 円


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# 抗癌剤の効果と血尿と
2015/07/22 20:31

先週抗癌剤を打ってから1週間、本日の検診の超音波検査で、
3㎝あった腫瘍が1.9㎝になっているという結果がでました。
触診でもあからさまに小さくなっているのがわかったようです。
そこは、飲み薬と併せて効果あったのかなあと嬉しく思うところなのですが
膀胱の方に炎症がみられ、少しの腹水もあるとのこと。

膀胱の炎症は、抗がん剤が小さなリンパ腫に影響して、内臓的に近い部分なので
作用した結果ではないかと推測されるということ。


そして昨日から別の問題が大きくなってきまして、
それは血尿。

抗癌剤を打ってからの尿の色が緑っぽくなってきてるんですけど、
そこに赤黒い点があり、最初は小さくて血とは分からなかったんですが
昨夜の排尿分からあからさまに多くの出血量が見られ、丁度今日病院へ行く予定の日
だったので出かける直前に排泄したペットシーツそのまま持っていき、状態を説明しました。

膀胱の炎症から来るものではないか…という推測で、
薬で抑えるしかないということ、
この2週間強めのステロイド剤の処方だったけれどもそれを若干弱め処方に変更、
はなちゃんがここ2日くらい食欲が落ちているので
(自分からダックスープを舐めてくれないのでシリンジで嫌がらない分だけ少しずつ
あげている状態)
抗癌剤二回目は今後の状態をみて、やるやらないの判断をしようということ。

ご飯全然食べてくれないなら点滴に通った方がいいという事だったけど、
この夏の気温の高い時期に移動が苦手なはなちゃんを何度も病院に連れていく方が
はなちゃんのストレスになるかもしれないという懸念があり、
私が自分で点滴をする、という選択肢を示していただき、
今日は先生が一人で点滴を打つのを見学させてもらいました。
もしやることになるなら、次回私が先生の指導のもと一度病院で打ってみて
薬剤など一式出していただき、定期的に自宅で点滴という事になるようだけど
ほんとに最終手段だなって…。
今のはなちゃんはあまり活発にうごけないし丸まれないし、少し痩せて皮も余ってきてしまってるので
打ちやすいようです(でもはなちゃんは元々皮が伸びる子だともいわれた)
食べて貰えるだけはシリンジでダックスープとってもらおうと思います。
ジクラのゼリーは自分から舐めにいくんだけど…。
でも、食べてるかんじじゃなくて舐めてるだけってかんじ。

体重382g

明細

再診料A 864
皮下点滴(6-10ml) 1620 (今日は8ml打ってた)
超音波断層検査 2700
内服薬 1949

合計 7133円

写真は19日に友達がきて撮ってくれたもの。
自分だと介助にいっぱいいっぱいで写真撮る余裕なくて。
一番元気そうに見えてるものをわざと選んでるのですが
基本もうちょっとぐったりしているかんじが現在の通常はなちゃんです。
口の周りの下の毛がダックスープで固まっちゃってるとこあるしね…
(口の周りはどうしても拭き切れなくて)

これは手に力が入らずが滑っちゃうのをおさえてる。


ここ最近のはなちゃんの活動時間は18時半から3~4時くらい。
私はその間ずっと起きてるので、はなちゃんが動き出したら(ペットシーツの音で判断)
介助するってかんじでいます。
だいたい1~3時間起きに動く感覚ではあるけど、3時間あいたらちょっと様子見て
お水なりダックスープなり、ペットシーツ替えるなりしてます。


先週くらいまでは排泄も寝床スペースから外に出てしてたけど、
最近はその力もないようでその場でしちゃうので、寝床のフリースを何枚か下に敷いて
それをペットシーツでくるんで、はなちゃんには直にペットシーツに接してる状態に
なってもらっている。
尿の様子もわかるし、お腹の汚れも少ないので。
寝床は、そんな敷きものに、はなちゃんがいつもずっと寝床に使ってるフリースとタオル畳んだものを一緒に置いて(におい的な意味で)そこにペット毛布でふたしてるかんじ。
まだ完全寝たきりという訳でもないので、動く道筋ものこしつつ…。

夜の介助、私は昼夜逆転生活できる環境にいるから平気でやってますけど、
これ普通に昼間外に出勤されてる方だとしたらどうするのがいいんだろう…って
よく考えています。
はなちゃんは元々ご飯を少しずつ何回かにわけて食べる子だったので今でもそうですが
普通に一度に一気に食べちゃう子だとそこまでこまめなあれこれは必要ないのだろうか?とか。
本当にこればかりは個体差だろうなと思うのですが、
そういう事についてまめに記録を残して下さる方も少ないのでいろいろお話をききたい…。
今は日々過去ブログなどぐぐっては読んでます。


CATEGORY [ 通院記録 ] COMMENT [ 0 ]
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# 抗がん剤の注射
2015/07/16 00:50

前回検査結果を見てお薬の処方変えて1週間後の検査です。

はなちゃんはもう両足がマヒしてしまっているようで、
先生が触ってみたところ、痛覚もなくなってしまっているようだとのこと。
なのでこの状態なら(動けないので)麻酔なしで超音波撮れるとのことで
腫瘍のサイズをみたら、前回と変わらず(3センチくらい)
薬のおかげでこの1週間腫瘍が成長せずにいたのか、とも考えられる。
腫瘍が小さくなるほどの効き目はないが、おおきくなるよりはいいのかなと。
現状値がわりと内臓に負担かけるギリギリの量の処方だとの事。
なのでこれ以上薬を強くする事は希望しませんでした。

そこで提案として、麻酔かけてのがっつりがん治療でなく、
皮下注射で打てる抗癌剤(L-アスパラギナーゼ)を打ってみようということに。
商品名「ロイナーゼ」というもので、ぐぐったらここと同じような事を
説明されたのでアドレス貼っときますけども

癌治療の一番最初に打つものらしい。
副作用のアナフィラキシーは、人間だとあるけども動物では見られないとのことで
打つ事によって生死どっちかになるというものでもないということ、
打った後は一時的に体調は悪くなるかもしれないが、その後は分解された
細胞は体中に散ったのち排泄によって自然排出されることなどを聞いて
打っていただく事になりました。

明日明後日の排泄物の処理は素手でやらないこと、といわれたのも
上記薬のあれこれのようです。
これを打ったために、これが直接原因で亡くなるということはあるかどうかを
確認したところ、それは今のところないとのことでした。

歯肉炎の検査結果は前回と同じ。なのでこの際歯肉炎は
腫瘍で処方されてるお薬内に歯肉炎を抑える働きをするものも含まれているので
様子を見ることに。


体重402g
全然食べてないのにがくっと減ってないのは
ほぼ動いてないからだろうとのこと。

明細


再診料A 864
皮下点滴6-10ml 1620
内服薬
抗癌剤(ロイナーゼ) 3857
皮下注射(抗癌剤等) 2160
超音波断層検査 3780

合計 12281円


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